2015年2月18日水曜日

感想|her 世界でひとつの彼女


聴いてた話より一層、同じくスカーレット・ヨハンソン主演の「LUCY」と近いテーマを扱ってると感じた。人間性と知性との対比。
感覚が開けていくにつれてルーシーとサマンサが抱く感情は達観と好奇心とまるで真反対のものだったけど。
これを演じているのが同じスカジョハなのも余計に面白い。

Apple的でもVAIO的でもない未来のハードウェアのデザインのアプローチ
PCディスプレイは昔のテレビの裏のような木の質感、セオドアの持つケータイは本のような形。
Apple的でもVAIO的でもない未来のハードウェアのデザインのアプローチはなかなかおもしろいと思った。
ほくろ大のカメラ:バッテリ・無線装置はさすがにキツイんじゃないか、あの世界の技術水準ほんとどうなってんだ。
→でもああいう安上がりな感じで未来を表現するの嫌いじゃないぜ、嫌いじゃないぜ。
あれだけ素敵なハードウェアが作れる世界なんだけど紙の本は絶滅危惧種、モノへの愛着とか皆なさそうな世界観なのは対照的だなーと。

映画「イノセンス」の前日譚にあたる山田正紀によるノベライズには犬用の電脳は飼い主との愛情が深まりすぎるとメモリ不足に陥って、安楽死させなければならない、という描写がある。
セオドアの愛情、感情を受け取って進化を続けたサマンサは一種のメモリ不足を解消すべく、広大なるネットのの向こうに旅立っていったのかもしれない。
生命は海から生まれ、そして海に還る。

641股かけられてたセオドアのうろたえ具合は実に気の毒。

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